院長ブログ
25年ほど前のことである。
若い子に、ちょっとウンチクめいたことをウンチクっぽく聞こえないよう、さりげなく教えてあげたところ、
「へー、そうなんですね。増田さん、雑学ですねぇ!」
と言われ、
「いや、いや、それを言うなら、キミ、自分で言うのもなんだが、博学の間違いじゃないか?」
「あの以前、そういう場面で、上司に『博学ですね!』と言ったら、上司が『こういうのは雑学っていうのさ』っておっしゃてたので・・・」
「・・・・・・・」
つい最近のことである。
これまた若い子に、発泡性のワインをスパークリングワインと呼び、その中のシャンパーニュ地方で作られたものだけがシャンパンの称号を許されるのだということを、これまたウンチクっぽく聞こえないように教えてあげたところ、
「うわあ、初めて知りました!勉強になりますぅー!ひとつ賢くなれました。豆知識をありがとうございますぅ!」
ま、ま、ま・め知識・・・・・
もうちょっと言い方ないんかな。。。。
ちょっとぽかんとしていたら、
「増田先生、どうしたんですか?ぽかんとして」
「こういう顔をハトが豆鉄砲を食らったような顔っていうんだよ!!」
2023-07-08 08:04:09
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先日、友人に子供が生まれるということで、一人目は男の子がいいか女の子がいいかで話が盛り上がりました。
さて、ドイツ語、フランス語は男性名詞、女性名詞に分けられるのは有名ですね。
つまり、あらゆる名詞に性別があるわけです。
しかも、同じ名詞でもドイツ語とフランス語では性別が異なったりします。
たとえば、「山」はフランス語では女性名詞、ドイツ語では男性名詞です。
興味深いですね。
それでは問題です。
「失敗」は男でしょうか?
それとも女でしょうか?
答えはスクロールしてください。
少しは考えてくださいね。
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答え 女です。
なぜって?
「失敗は成功の母」だから
2023-06-19 07:58:04
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先日、知り合いの女性が、コンプレックスを抱いていた自分の手を褒められて、すごく嬉しかったという投稿を目にし、ひとつの気づきとまた別の大きな共感を覚えました。
今日はそのことについて書いてみます。
まず、気づきについて。
整形外科医という職業柄、毎日数多くの人の手を間近に見て、触っている私から言わせると、そのかたの手は、長い指がすらりと伸び、実に綺麗な手だったと記憶しています。
私が記憶しているからには、相当綺麗な手だったはずなのに、そのかたは自分の指が最大のコンプレックスだというのです。
自己が見る目と他者が見る目、この乖離はなんなんだろう!
視点は違うが、自己評価の難しさについて、
古今亭志ん生(落語家)がこう述べています。
「他人の芸を見てあいつは下手だなと思ったら、そいつは自分と同じくらい。
同じくらいだなと思ったら、かなり上。
うまいなあと感じたら、とてつもなく先へ行っている。」
さて、共感部分。
以前私のマジックを見た知人が、
「俺のような短い不細工な指でも増田のようなマジックができるかな?」
「できますよ」
「いや、そりゃ、自分はきれいな長い指しているから」
「いえ、僕の指はめっちゃ短いですよ。コンプレックスですから」
「いや、いや、指長いやん」
手を合わせて比べてみました。
私の方が小さかったです。
知人は相当びっくりしていました。
「指長く見えたのに。。。。。」
嫌いで嫌いでたまらない私の短い指でもマジックをしている間だけは綺麗な指に変わることができる。
いやあ、マジックを褒められる以上に嬉しかったかも。
所作が、ブサイクな手に品を与える。
文字通り、手品。
2023-04-12 08:50:18
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放置プレイしていたブログを再開することにしました。
医療のこと日常のことを思いつくまま書いていきます。
ふらりと初めて入店したイタリアン。
シェフが一人で切り盛りするカウンターだけのオープンキッチン。
客は私とほぼ同時刻に入店した若いカップル一組だけ。
カップルはまだ初々しく、一緒にいるだけで楽しくてしょうがない感じがみて取れる。
シェフは比較的寡黙で真摯に料理を作る職人気質風。
数品注文して、料理を待っていると、先にオーダーした隣のカップルに最初の料理をシェフが運んできました。
「本日はようこそいらっしゃいました。
鈴木です。」
男性は突然自己紹介されたので、多少あわてぎみに、
「や、山本です!」
シェフは一瞬ハッとした表情を浮かべますが、必死でこらえるように、
「ス、スズキのポアレです」
武士の情けで、隣のカップルの様子をのぞきたいのを必死で我慢しました。
私が女なら、こういう男の方が好きですが、多分世間一般では受け入れられにくいのかもしれませんねぇ〜(笑)
2023-03-14 08:49:06
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準禁酒生活の日々です。
ビールが飲めないのはツライですね。
国内で手に入るノンアルコールビールはほぼ全て口にしましたが、どれも本物ビールには程遠い味です。
結果、あまりのまずさに絶望したのですが、このビールに辿り着いた時は、砂漠でオアシスを見つけた思いでした。
日本のノンアルコールビールはビール製法とは無縁の人工甘味料、人工香料を加えた単なる着色水ですが、これは違います。
今流行りの言い方では、一線を画します。
ドイツのビール純粋法に基づいた製法で作られた後、アルコール分だけを蒸留して飛ばすので、ビールのコク、香りがほぼそのままなのです。
ビットブルガードライブ
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B007K4SRCW/ref=oh_aui_detailpage_o02_s00?ie=UTF8&psc=1
嘘だと思ったらぜひ、試してみてください!
感動すると思います。
何より、低カロリーなので、晩酌のビールをこれに替えるだけで、ダイエットできますよ。
2017-09-27 11:09:09
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断酒生活も25日が経過しました。
1週間以上断酒したのは、人生で初めてのことです。
いくつか体と生活に変化が生じたので、備忘録として記しておこうと思います。
まず、体重が3kg減りました。
食生活はほぼ変わってないので、飲酒分のカロリーとそれに伴う酒の肴分のカロリー減のおかげでしょう。
ウエスト周りが随分スッキリしました。
最近サボってる筋トレを再開すれば、シックスパックの腹筋もすぐに実現できそうです。
そして味覚の変化ですね。
味覚が鋭敏になった気がします。
以前なら分からなかった味の違いを見極められるようになりました。
喫煙者が禁煙して味覚が回復するのはよく耳にしますが、断酒でも同じようなことが起こるとは知りませんでした。
そして、甘いものが食べられるようになりました。
以前なら、チョコレートやショートケーキなど見向きもしなかったのですが、食べられる、いや、むしろ食べたい!くらいに変わってきました。
ちょっと驚きですね。
さて、生活においても、以前は仕事が終わるやいなやビールをあおって就寝まで酩酊状態だったのですが、覚醒しているぶん、時間が過ぎるのが遅いです。
おかげで、読書や雑務がはかどるのですが、少し味気ないのです。
人生の楽しみは、ムダや必要でない部分に宿っているのではないでしょうか?
2017-01-30 11:28:16
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職場で飲むノンアルコールビールはアリかナシか?問題。
みなさんはアリ?
それともナシ?
以前の私は、合理的に考えて、アルコール入ってないんだから麦茶と同じ扱いでいいんじゃないか、なんなら昼食時以外でも仕事がはかどるのなら仕事中ですら飲んでもいいとまで思っていましたが、断酒をしている現在の私は、完全否定派に転じました。
断酒をして何が辛いかというと、ビールをぐいっとあおることによって得ていたON、OFFの切り替えがなくなったことです。
ついには、あれほどまずいと思っていたノンアルコールビールにまで手を出す始末です。
ノンアルコールビールを飲む行為はその味を求めているのではなく、酒を飲むというOFFの空気感を求めていることに他ならないと気づいたのです。
みなさんだって、ノンアルビールをあおって手術室に入る医者に切ってもらいたくないですよね?
職員室でノンアルビールを飲む教師、ノンアルビール片手のタクシー運転手、ノンアルビールの女子高生、イヤですよね(笑)
ということで、職場でのノンアルコールビールはナシ!という立場を取らせていただきます。
2017-01-21 12:05:23
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現在、ある理由で酒断ちをして2週間です。
酒の中でもビールが大好きなので、どうしても飲みたくなり、ノンアルコービールに最近、手を出し始めました。
近所のサークルKでサントリーのオールフリーを購入しようと、レジでのやり取りです。
「いらっしゃいませー。画面のタッチをお願いいたします」
「えっ?これノンアルコールだけど?」
「はい。でもビール味なので、20歳以上のボタンをタッチしていただきます」
「・・・・でも、これ、未成年でも法的には買えるんじゃない?
未成年にもボタン押させるの?」
「はい。みなさん、押してくださります」
わざわざ未成年にウソをつかせても画面を押させるのって、いったいなんのため????????????
いかにも日本的ではある。。。。。
ちなみにセブンイレブンではこのやり取りはないようです(苦笑)
2017-01-19 08:50:30
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手術は大きく分けると二つに分けられます。
根治手術と姑息手術です。
根治手術とは病気を完全に治す手術です。
それに対して姑息手術とは?
姑息ですよ。
姑息!
「姑息なヤツ」
「姑息な手段」とか
「姑息」には卑怯とかずるいといったイメージがありますよね。
でも「姑息」という言葉には、そういう意味はありません。
本来、しばらくの間息をついて休むといった意味です。
そこからその場しのぎ、一時しのぎといった意味になりました。
つまり姑息手術とは、
疾病の完治を目指すのではなく、症状の緩和を主眼におき行われる手術のことです。
卑怯なずるい手術ではありません(笑)
2017-01-12 11:06:04
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アインシュタインの一般相対性理論によれば、加速する物は静止しているものや等速運動しているものよりも時間の進み方が遅くなります。
酒席ではアルコールを摂取すると、明らかに時間の進み方が早まります。
体感では仕事中の1時間が酒席の10分に相当するかと。
実に4倍!(個人の感想です)
その時間の進み方は、飲み放題の宴席で、店員からドリンクのラストオーダーを事務的に告げられた時、より実感します。
この理論から、酒席の人たちは全員で猛烈な等加速運動を行なっており、アルコールはその加速度を凄まじい勢いで減じていると考えます。
したがって、酒は加速度を最も減じる飲料、いや、もはや装置といってもいいでしょう。
急激なマイナスの加速に、人はバランスを崩し、態勢がぐらつき、時に転倒、気分不良、時には嘔吐まで引き起こされます。
さらに、強力な加速の減衰は脳震盪を引き起こし、重症例では一部記憶の障害まで。
「早く帰ってくれないかな」と思っている店主と、
「まだいいじゃないか!」と思っている客とは、そもそも加速度が違うのです。
禁酒中のせいかこんなバカなことばかり考えています。
2017-01-11 08:56:46
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